けいおん!!第3話(原作比較あり)
今回は律にスポットを当てた回
だそうですが・・。

「か、かわええ」
新入部員?の
トンちゃんに釘付けで
ブタ顔になってしまっている唯
少し離れて様子を伺う澪は
おっかなびっくりな感じ
「怖くはないけど
かわいいと思う境地にはまだ・・」
梓は『カメの飼い方Q&A』を
熟読しながら
「唯先輩、飼う以上は
ちゃんと世話しないとダメですからね
水温を一定にして
定期的に水を替えないと」
(このセリフの時の下のほうで
律の頭が・・)
で、紬さんは
「餌足りなくなったら
私もってくる
家でもクサガメとかミナミイシガメとか
ミシシッピニオイガメとか」
(エキスパート・・)
「助かります」
相変わらずいろんな方向に
スキルのある人だ・・
そんな感じで
和んでいるところに・・
「もうイヤだー」
「ドラム、イヤだって・・」
「すまん、イヤだとは言い過ぎた
だが、これを見よ」
ノートパソコンに『軽音部活動記録』
生徒会が撮っていてくれたそうですが
生徒会マメですね
「リッちゃん暗
でも、おでこ明るいね」
「うるせえ」
「ライトが
あたってないんだ」
「すみっこですからね」
「確かにドラムだけ見えない」
で、他の映像を見ていきましたが
「見事に映ってないな・・」
「うん」
「あの~それで?」
「他の楽器やりたい」
「はあ!?ちょっとまて
律がドラムやらなかったら
誰がドラムやるんだよ!」
口笛でごまかす律
(考えてなかったな・・)
律らしい、勢い発言ですが・・
「それにドラム以外
チマチマしてイヤだって言ってただろう」
「それもそうなんだけどさ
だまにはちょっと替えっこ
してみようぜ、楽器」
なんだか、カッコをつけて言ってますが
そうんなノリに乗っかってしまうのが2人ほど・・
「なんか楽しそうだね」
「たまにはいいかも」
「ええ!?」
「じゃあギターやって見る」
「いいのかい?」
「ええ!?」
そんなわけで即席ギタリスト律
「なかなかさまになってます」
「なんか見慣れないな」
カッコつけることに関しては
わりとなんとかなってしまうようです
で、いきなり泣き出す唯
「どうしたんですか急に?」
「ギー太が浮気した~」
「自分から嬉しそうに
渡してたじゃないですか」
「ありがとう、今まで楽しかったわ」
「めんどくさい人ですね~」
たまにいますねこんな感じで
セリフだけ言いたい人って
「で、唯先生どうすれば?」
「え、先生♪」
切り替えが早いのは
唯のいいところですが・・
そんな様子を見て澪は
「私はお茶しとくよ
たぶんすぐ飽きるだろうし」
さすが腐れ縁って感じです
とりあえず『ふわふわタイム』を
弾いてみることに
「じゃあ最初のコードはEですから
人差し指は三弦の1フレットで
え~と、中指は五弦の2フレット
薬指は四弦の2フレットを押さえてください」
丁寧に説明する梓
頭にはてなを浮かべている律に
手を置いてあげるあたりはまじめだ
とりあえず弾いてみる律
「ああ~りっちゃん
右手はやわららかくね
ぐにゃぐにゃにするんだよ」
「あ、弦を押さえて指は
もうちょっと立てて
うまく出てない音があります」
感覚的な唯と具体的な梓に挟まれて
早くもギブアップ
「ギター無理かも」
「えっ」
(はや)
「なんか、やること
たくさんあって大変だな」
で、ぎー太の受け渡し
「御見それいたしました」
「いやいやいや」
別の日、爽快に廊下を歩く
さわ子先生
「りっちゃんおはよう」
「んあ、さわちゃんおはよ・・」
なにか無駄に神々しいさわ子先生です
(さわちゃん、輝いてる!?)
で、他の面々は昼休みでお弁当
和さんは普通に料理できそうだし
唯は憂に作ってもらうのは
デフォルトとして
「ムギのは
いつも量が多いのね」
「たくさん力使うから」
(何に?)
澪のお弁当は
小さくてかわいらしいですが
「お母さんにとっては
いつまでも子供なんだね」
意外と自分で
作ったりしているのかと思いましたが・・
で、律ですが
「放浪中だね」
「渡り鳥」
「よく言えばポージーパウエル」
口々に評してますが澪は少し心配な感じ
(昔から落ち着かないっていうか
飽きっぽいっていうか
でも、ドラムだけはずっと・・)
「たっだいま~」
律本人はいたってマイペースです
「というわけで今日は
キーボードをやってみるぞ!」
と、部室に乗り込んできたわけですが
「何が
『というわけ』なんだよ」
「『輝けりっちゃんシリーズ』
まだ続いてるの?」
わりと反応は薄めです
「いや、輝いていないと
ダメかもしんない
注目されるとキラキラって
なるんだよ、見ろ!」
と、いつの間にか部室に居る
さわ子先生
「ここ最近
担任になってからというもの
さわちゃんは肌もピカピカ
髪もツヤツヤ、なんか
やたら充実してると思わないか」
「いや、担任ともなると
教壇というステージに立つ
回数が増えるからからかしら」
調子ノリノリです
「私もキラキラしたい」
「で、今日はキーボード」
やる気だけは余っているっぽいです
いろいろ音を出してみる
律ですが
「先輩、楽譜読めるんですか?」
キーを叩いて返事をする律
「『大丈夫』って」
(なんで解読できる・・)
また、おかしな方向に
いきそうな雰囲気を感じた澪ですが
「ムギも迷惑だよ・・でもないか」
止める人間はいないようです
「私のキーボードが喋ってる」
すでに心奪われてます
「キーボードはいろんな
音色があって面白いな~」
「わぁ新しい曲の
イメージがどんどん沸いてくる」
(どんな曲ですか)
「楽しそうだな・・
ムギ、私にもちょっと弾かせて欲しい」
と、よってきたところで
澪の嫌がるようなノイズ音
こういうイタズラに関しては
時と場所を選びません・・
「やめような、律
そういうのはなあ」
しばらく掴み合いをしていましたが
「りっちゃん
ベースはやらないの?」
助け舟になりました
唯自身はそんなつもりではないんでしょうが・・
「ベースはダメ」
「なんで?」
「ベースはわたし・・
ベース以外はやりたくないし
ベースじゃないとやだし
低くて深い音色とか
目立たずみんなを支えてる感じとか
みんなに合わせて
ベースのライン作るのも楽しいし
飛び出し過ぎないように
でも、みんなの音に埋もれないような
そんなベーシストでいたいって
いつも思う・・」
「知ってるよ、だから
澪のベースには手を出さないのさ」
「おぉ、妬けますなぁ田井中殿」
「言うな言うな」
話題の的の澪はオーバーヒート
「語りすぎた」
「私に任せといて、大丈夫だからね
りっちゃん」
何か唯が意気込んでますが
夜、平沢家では部屋の隅で
お茶碗を叩く唯の姿が
「こうやって暗いところで
『輝けりっちゃん作戦』
を考えているんだよ」
「食器、洗っちゃいたいんだけど・・・
後でいいか」
心の広い妹に見守られて
悩む姉の図
別の日、さわ子先生が
やたらと気合を入れていると思ったら
クラス写真の撮影
(端っこがいい)
澪はいつも控えめです
律は相変わらずちょっかいやら
イタズラやらかましてますが
(肩に手を置いて心霊写真とか
ほほえましいです
集合写真のカットでも
よ~くみるとちゃんと
唯の右肩に手がのってます
原作に無い完全オリジナルの今回は
律のキャラをよくだしています)
で、部活の時間
「・・何やってるんすか?」
「りっちゃん
ドラムの位置変えてみた
めっちゃ真ん中」
「へぇ・・」
「わたしいろいろ
考えてみたんだよね
たまには席替えだよ
ちょっと座って、みてみて」
ノリノリの唯におよび腰の律
ドラムが正面のポジションですが
「ん~やっぱり、こうよね」
「ですよね~」
結局、いつもの配置に
「でもね、りっちゃん大丈夫
これでリッちゃんを照らしてあげる」
と、持ち出したのはホームセンターで
律のかぶっていたヘルメット
「輝けりっちゃん!」
「やめろ唯、律が・・・
虫の息だ」
その後も唯の手厚い
『輝けりっちゃん作戦』が続きますが・・
「だめだよ、りっちゃん
りっちゃんの悩みはみんなの悩みだよ
一人で悩んじゃやだ
みんなで乗り越えようね」
「違うんだってば~」
帰り道唯と梓
「いっぱい持ってきたのに~」
「もう、
あきらめてもって帰ってください」
「・・あずにゃん」
「はい」
「りっちゃんが
ドラムやらなかったら私がやろうかな」
「え、何でですか?」
「いやぁ、りっちゃんなんか
悩んでるんだよきっと
なんだっけほら
スパイクみたいなやつ
ストライクじゃなくて・・」
「スランプですか」
「そうそれ」
「全然違いましたね」
「だからきっと、全然違うことして
みたいんじゃないかな」
「そうでしょうか・・」
「というわけで
私がドラム、あずにゃんの後ろで
ドラム叩くよ」
「ダメです
私の目が届く範囲にいてください」
「ええ、なぜ~」
「先輩、考えすぎですよ」
一刀両断の梓
たぶん、唯はスランプと無縁だろうし
梓には理解できるところがあるんだろうなと・・
夜、さわ子先生が
さらに磨きをかけている頃
律は乗り切れない感じ
(でも、澪へのイタズラは
忘れないあたりが・・
即レスを返す澪もさすがというか
なんというか・・)
「なんか、ここ数日まともに
ドラム叩いてないなぁ~
自分で言い出したこととはいえ」
(ドラムやろうと思った日からずっと
毎日ドラム叩いてたのに・・
まあ最初はスティックしか
買えなかったけど
それからやっと
中古のセットを手に入れて
毎日毎日
まだちょっと豆になってる
最初はすんごい力入ったから)
おもむろにスティックを
取り出す律
そして楽しげにたたき出す
「姉ちゃん、うるさい!」
弟に注意されるまで・・
前期の番外編に出てた
聡くん乙
「なんで寝坊したんだよ」
「DVD見ててさ」
「はあ!?」
2人とも遅刻すれすれの様子
(付き合って澪も
遅刻気味になるあたり
起こしに行ったりしている
わけではないようです)
「人里離れた小さな村に
恐ろしい風習があって」
こんなときでも
澪へイタズラを忘れない
律がある意味すごい
「じゃなくて『ザ・フー』の」
「なに?」
「『ザ・フー』」
「ああ
あのバンドのドラマー
好きだったもんな、律」
結局遅刻な2人
(HRでは次回への振りで
修学旅行のことを話してます)
こっそり入ってきましたが
唯にそのへんの気遣いというものを
望むべくも無く・・
「あ、りっちゃん澪ちゃん
お休みかと思ったよ」
(笑いがおこるあたり唯のキャラクターは
やはりクラスに認知されてるようです)
「すいませ~ん」
と立ち上がる2人
「はい、席についてね」
そこにはサングラスと
マスクのさわ子先生が・・
「さーわちゃん?」
「どうしたのさわちゃん?」
「こわいよ」
当然、心配というか
気になるわけで
「もっと、ピカピカになろうと
いろいろ試したの・・」
涙声のさわ子先生
「さわちゃん・・」
「「やりすぎ」」
で、結局
「じゃーん
やっぱドラムだよな」
「だと、思ったよ
昨日キースムーンのDVD
見たって言ってたから」
「だれ?」
(結局、身近にあるものが
気になるミーハー気質なわけで
今回は
さわ子先生がキラキラしていたので
という理由だし・・)
「律があこがれているドラマーで・・」
「ああ、変人とか
壊し屋とか言われた人ですね
爆竹しかけて家を廃墟にしたことが
あるとか」
「いやあ、そこは
憧れてないから
でも、ライトがあたらなくても
影になってても
足しか映らなくても
やっぱり私はドラムが・・」
「うん、
やっぱドラムはりっちゃんだよ
演奏をはじめるとき振り返ると
りっちゃんが元気な顔で
スティック叩いて合図してくれるでしょ
そしたらなんか『やるぞー』って
気になるんだ」
「それにりっちゃんのおかげで
私わかったよ
同じバンドやってても
見える風景も
考えてることも違うって
みんなにはみんなの場所があって
全部違うけれど
でも」
「演奏すると
一つになれるんだよな」
「わたしさ
ここでみんなの背中見ながら
みんなの音聞きながら
ガンガンドラム叩くの
大好きだ」
綺麗に
まとまったようです
で、紬さんは
律のおかげで新曲ができたそうで
さっそく弾いてみることに
「いいんじゃないか」
「これ、ムギちゃんが
弾き語りしたらどうかな?」
「それ素敵です」
「うん、いいかも」
「あ、あのね
曲のタイトルだけは考えてあるの」
「ハニースィートティータイム」
「やっぱりお茶か」
で、そのままお茶の時間
唯、律、梓の3人が
まったりしているところで
澪と紬さんは作詞中
(集中できない・・)
「とりあえず
休憩しましょうか」
「うん」
そんな感じで過ぎて行く
軽音部の午後でした
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けいおん!!第1話「高3!」
けいおん!!第2話「整頓!」
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けいおん!第9話 「新入部員!」 けいおん!第8話 「新歓!」
けいおん!第7話 「クリスマス!」 けいおん!第6話 「学園祭!」
けいおん!第5話 「顧問!」 けいおん!第4話 「合宿!」
けいおん!第3話 「特訓!」 けいおん!第2話 「楽器!」
けいおん!第1話 「廃部!」
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だそうですが・・。


新入部員?の
トンちゃんに釘付けで
ブタ顔になってしまっている唯
少し離れて様子を伺う澪は
おっかなびっくりな感じ
「怖くはないけど
かわいいと思う境地にはまだ・・」
梓は『カメの飼い方Q&A』を
熟読しながら
「唯先輩、飼う以上は
ちゃんと世話しないとダメですからね
水温を一定にして
定期的に水を替えないと」
(このセリフの時の下のほうで
律の頭が・・)
で、紬さんは
「餌足りなくなったら
私もってくる
家でもクサガメとかミナミイシガメとか
ミシシッピニオイガメとか」
(エキスパート・・)
「助かります」
相変わらずいろんな方向に
スキルのある人だ・・
そんな感じで
和んでいるところに・・
「もうイヤだー」

「すまん、イヤだとは言い過ぎた
だが、これを見よ」
ノートパソコンに『軽音部活動記録』
生徒会が撮っていてくれたそうですが
生徒会マメですね
「リッちゃん暗
でも、おでこ明るいね」
「うるせえ」
「ライトが
あたってないんだ」
「すみっこですからね」
「確かにドラムだけ見えない」
で、他の映像を見ていきましたが
「見事に映ってないな・・」
「うん」
「あの~それで?」
「他の楽器やりたい」

律がドラムやらなかったら
誰がドラムやるんだよ!」
口笛でごまかす律
(考えてなかったな・・)
律らしい、勢い発言ですが・・
「それにドラム以外
チマチマしてイヤだって言ってただろう」
「それもそうなんだけどさ
だまにはちょっと替えっこ
してみようぜ、楽器」
なんだか、カッコをつけて言ってますが
そうんなノリに乗っかってしまうのが2人ほど・・
「なんか楽しそうだね」
「たまにはいいかも」
「ええ!?」
「じゃあギターやって見る」
「いいのかい?」
「ええ!?」

「なかなかさまになってます」
「なんか見慣れないな」
カッコつけることに関しては
わりとなんとかなってしまうようです
で、いきなり泣き出す唯
「どうしたんですか急に?」
「ギー太が浮気した~」
「自分から嬉しそうに
渡してたじゃないですか」
「ありがとう、今まで楽しかったわ」
「めんどくさい人ですね~」
たまにいますねこんな感じで
セリフだけ言いたい人って
「で、唯先生どうすれば?」
「え、先生♪」
切り替えが早いのは
唯のいいところですが・・
そんな様子を見て澪は
「私はお茶しとくよ
たぶんすぐ飽きるだろうし」
さすが腐れ縁って感じです

弾いてみることに
「じゃあ最初のコードはEですから
人差し指は三弦の1フレットで
え~と、中指は五弦の2フレット
薬指は四弦の2フレットを押さえてください」
丁寧に説明する梓
頭にはてなを浮かべている律に
手を置いてあげるあたりはまじめだ
とりあえず弾いてみる律
「ああ~りっちゃん
右手はやわららかくね
ぐにゃぐにゃにするんだよ」
「あ、弦を押さえて指は
もうちょっと立てて
うまく出てない音があります」
感覚的な唯と具体的な梓に挟まれて
早くもギブアップ
「ギター無理かも」
「えっ」
(はや)
「なんか、やること
たくさんあって大変だな」
で、ぎー太の受け渡し
「御見それいたしました」
「いやいやいや」

さわ子先生
「りっちゃんおはよう」
「んあ、さわちゃんおはよ・・」
なにか無駄に神々しいさわ子先生です
(さわちゃん、輝いてる!?)
で、他の面々は昼休みでお弁当
和さんは普通に料理できそうだし
唯は憂に作ってもらうのは
デフォルトとして
「ムギのは
いつも量が多いのね」
「たくさん力使うから」
(何に?)
澪のお弁当は
小さくてかわいらしいですが
「お母さんにとっては
いつまでも子供なんだね」
意外と自分で
作ったりしているのかと思いましたが・・
で、律ですが
「放浪中だね」
「渡り鳥」
「よく言えばポージーパウエル」
口々に評してますが澪は少し心配な感じ
(昔から落ち着かないっていうか
飽きっぽいっていうか
でも、ドラムだけはずっと・・)
「たっだいま~」
律本人はいたってマイペースです

キーボードをやってみるぞ!」
と、部室に乗り込んできたわけですが
「何が
『というわけ』なんだよ」
「『輝けりっちゃんシリーズ』
まだ続いてるの?」
わりと反応は薄めです
「いや、輝いていないと
ダメかもしんない
注目されるとキラキラって
なるんだよ、見ろ!」
と、いつの間にか部室に居る
さわ子先生
「ここ最近
担任になってからというもの
さわちゃんは肌もピカピカ
髪もツヤツヤ、なんか
やたら充実してると思わないか」
「いや、担任ともなると
教壇というステージに立つ
回数が増えるからからかしら」
調子ノリノリです
「私もキラキラしたい」

やる気だけは余っているっぽいです
いろいろ音を出してみる
律ですが
「先輩、楽譜読めるんですか?」
キーを叩いて返事をする律
「『大丈夫』って」
(なんで解読できる・・)
また、おかしな方向に
いきそうな雰囲気を感じた澪ですが
「ムギも迷惑だよ・・でもないか」
止める人間はいないようです
「私のキーボードが喋ってる」
すでに心奪われてます
「キーボードはいろんな
音色があって面白いな~」
「わぁ新しい曲の
イメージがどんどん沸いてくる」
(どんな曲ですか)
「楽しそうだな・・
ムギ、私にもちょっと弾かせて欲しい」
と、よってきたところで
澪の嫌がるようなノイズ音
こういうイタズラに関しては
時と場所を選びません・・
「やめような、律
そういうのはなあ」
しばらく掴み合いをしていましたが

ベースはやらないの?」
助け舟になりました
唯自身はそんなつもりではないんでしょうが・・
「ベースはダメ」
「なんで?」
「ベースはわたし・・
ベース以外はやりたくないし
ベースじゃないとやだし
低くて深い音色とか
目立たずみんなを支えてる感じとか
みんなに合わせて
ベースのライン作るのも楽しいし
飛び出し過ぎないように
でも、みんなの音に埋もれないような
そんなベーシストでいたいって
いつも思う・・」
「知ってるよ、だから
澪のベースには手を出さないのさ」
「おぉ、妬けますなぁ田井中殿」
「言うな言うな」
話題の的の澪はオーバーヒート
「語りすぎた」

りっちゃん」
何か唯が意気込んでますが
夜、平沢家では部屋の隅で
お茶碗を叩く唯の姿が
「こうやって暗いところで
『輝けりっちゃん作戦』
を考えているんだよ」
「食器、洗っちゃいたいんだけど・・・
後でいいか」
心の広い妹に見守られて
悩む姉の図

やたらと気合を入れていると思ったら
クラス写真の撮影
(端っこがいい)
澪はいつも控えめです
律は相変わらずちょっかいやら
イタズラやらかましてますが
(肩に手を置いて心霊写真とか
ほほえましいです
集合写真のカットでも
よ~くみるとちゃんと
唯の右肩に手がのってます
原作に無い完全オリジナルの今回は
律のキャラをよくだしています)

「・・何やってるんすか?」
「りっちゃん
ドラムの位置変えてみた
めっちゃ真ん中」
「へぇ・・」
「わたしいろいろ
考えてみたんだよね
たまには席替えだよ
ちょっと座って、みてみて」
ノリノリの唯におよび腰の律
ドラムが正面のポジションですが
「ん~やっぱり、こうよね」
「ですよね~」
結局、いつもの配置に
「でもね、りっちゃん大丈夫
これでリッちゃんを照らしてあげる」
と、持ち出したのはホームセンターで
律のかぶっていたヘルメット
「輝けりっちゃん!」
「やめろ唯、律が・・・
虫の息だ」
その後も唯の手厚い
『輝けりっちゃん作戦』が続きますが・・
「だめだよ、りっちゃん
りっちゃんの悩みはみんなの悩みだよ
一人で悩んじゃやだ
みんなで乗り越えようね」
「違うんだってば~」

「いっぱい持ってきたのに~」
「もう、
あきらめてもって帰ってください」
「・・あずにゃん」
「はい」
「りっちゃんが
ドラムやらなかったら私がやろうかな」
「え、何でですか?」
「いやぁ、りっちゃんなんか
悩んでるんだよきっと
なんだっけほら
スパイクみたいなやつ
ストライクじゃなくて・・」
「スランプですか」
「そうそれ」
「全然違いましたね」
「だからきっと、全然違うことして
みたいんじゃないかな」
「そうでしょうか・・」
「というわけで
私がドラム、あずにゃんの後ろで
ドラム叩くよ」
「ダメです
私の目が届く範囲にいてください」
「ええ、なぜ~」
「先輩、考えすぎですよ」
一刀両断の梓
たぶん、唯はスランプと無縁だろうし
梓には理解できるところがあるんだろうなと・・

さらに磨きをかけている頃
律は乗り切れない感じ
(でも、澪へのイタズラは
忘れないあたりが・・
即レスを返す澪もさすがというか
なんというか・・)
「なんか、ここ数日まともに
ドラム叩いてないなぁ~
自分で言い出したこととはいえ」
(ドラムやろうと思った日からずっと
毎日ドラム叩いてたのに・・
まあ最初はスティックしか
買えなかったけど
それからやっと
中古のセットを手に入れて
毎日毎日
まだちょっと豆になってる
最初はすんごい力入ったから)
おもむろにスティックを
取り出す律
そして楽しげにたたき出す
「姉ちゃん、うるさい!」
弟に注意されるまで・・
前期の番外編に出てた
聡くん乙

「DVD見ててさ」
「はあ!?」
2人とも遅刻すれすれの様子
(付き合って澪も
遅刻気味になるあたり
起こしに行ったりしている
わけではないようです)
「人里離れた小さな村に
恐ろしい風習があって」
こんなときでも
澪へイタズラを忘れない
律がある意味すごい
「じゃなくて『ザ・フー』の」
「なに?」
「『ザ・フー』」
「ああ
あのバンドのドラマー
好きだったもんな、律」

(HRでは次回への振りで
修学旅行のことを話してます)
こっそり入ってきましたが
唯にそのへんの気遣いというものを
望むべくも無く・・
「あ、りっちゃん澪ちゃん
お休みかと思ったよ」
(笑いがおこるあたり唯のキャラクターは
やはりクラスに認知されてるようです)
「すいませ~ん」
と立ち上がる2人
「はい、席についてね」
そこにはサングラスと
マスクのさわ子先生が・・
「さーわちゃん?」
「どうしたのさわちゃん?」
「こわいよ」
当然、心配というか
気になるわけで
「もっと、ピカピカになろうと
いろいろ試したの・・」
涙声のさわ子先生
「さわちゃん・・」
「「やりすぎ」」

「じゃーん
やっぱドラムだよな」
「だと、思ったよ
昨日キースムーンのDVD
見たって言ってたから」
「だれ?」
(結局、身近にあるものが
気になるミーハー気質なわけで
今回は
さわ子先生がキラキラしていたので
という理由だし・・)
「律があこがれているドラマーで・・」
「ああ、変人とか
壊し屋とか言われた人ですね
爆竹しかけて家を廃墟にしたことが
あるとか」
「いやあ、そこは
憧れてないから
でも、ライトがあたらなくても
影になってても
足しか映らなくても
やっぱり私はドラムが・・」

やっぱドラムはりっちゃんだよ
演奏をはじめるとき振り返ると
りっちゃんが元気な顔で
スティック叩いて合図してくれるでしょ
そしたらなんか『やるぞー』って
気になるんだ」
「それにりっちゃんのおかげで
私わかったよ
同じバンドやってても
見える風景も
考えてることも違うって
みんなにはみんなの場所があって
全部違うけれど
でも」
「演奏すると
一つになれるんだよな」
「わたしさ
ここでみんなの背中見ながら
みんなの音聞きながら
ガンガンドラム叩くの
大好きだ」
綺麗に
まとまったようです
で、紬さんは
律のおかげで新曲ができたそうで
さっそく弾いてみることに
「いいんじゃないか」
「これ、ムギちゃんが
弾き語りしたらどうかな?」
「それ素敵です」
「うん、いいかも」
「あ、あのね
曲のタイトルだけは考えてあるの」
「ハニースィートティータイム」
「やっぱりお茶か」
で、そのままお茶の時間
唯、律、梓の3人が
まったりしているところで
澪と紬さんは作詞中
(集中できない・・)
「とりあえず
休憩しましょうか」
「うん」
そんな感じで過ぎて行く
軽音部の午後でした
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