●屍鬼 第04話(第死話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・とりあえず、自力で犯人捜しや真実を求める人向けの変体紳士レビューです。(何が言いたいのか

・犯罪心理学や、情報分析から04話を紐解いていこう。
●今回の重要なキーワードをまとめ
・外場村の死者が遂に十二人を越える。

・前駐在の死と後任者着任の速さ。
・夜に徘徊する高砂松の柄の引越しトラック。

・悪夢(故・清水恵)にうなされる結城夏野。

・室井清信の秘密の場所、殉教者を奉る教会?。

・桐敷沙子の達観した「死生観」。
・尾崎医院の疫病考察「媒介動物説」。
・まず、駐在後任の件に関しては、すでに兼正邸の権力が働いていることを示す。
・国家公的施設の掌握は、人間の権力者であり、吸血鬼の協力者でないと不可能である。
・そして、夜の引越し騒ぎに関しても、人間の知恵であろう。
・吸血鬼は「太陽の陽光の下では灰になる」という事実から推測であるが、かなりの村民が吸血鬼にされたことを示唆する。
・つまりは、人間の知恵の元、村民の吸血鬼になった者は貴重な労働力言として働かされている事実が浮き彫りになる。
・では吸血鬼で、人間世界の権力も持ち合わせているものがなぜ居ないか?。
・時間の感覚が吸血鬼と人間に差異があるため、おのずと人間の社会との隔離がおきるためである。
・それに、陽光の時間に社会生活を行なえないのが致命的であるからだ。
・まず、あなたの父が居て働いているとして、役職についているのは積み重ねた労働時間を第三者に認められるからだ。
・しかし、吸血鬼が正体を偽って、人間界の権力者になるには多数の人間に社会的に認められなければならない。
・そう考えるとバカらしいわけで、やはり吸血鬼は吸血鬼の能力のほうに依ってしまい、人間界との隔離が起きるのが道理となる。
・これが前回にも、少し触れた吸血鬼側に人間の共犯者が居る仮説の裏づけです。
・殉教者を奉る教会とは、「死」に対し「正当性と聖当性」を残された者が行なった代償行為といえる。
・仏教においての殉教者は、一神教と変わらない部分もあるが大きく違うのは「即身成仏」だといわれている。
・室井清信が、この教会に魅入られているのは、「死」に「聖当性」を感じているからだろう。
・尾崎医院の尾崎敏夫と親友である室井清信は「死に希望」を、尾崎は「死を嫌悪」している。

・これは、あきらかに二人はやがて敵対し、決別を示唆する。
●桐敷沙子の心理
・沙子を不死者、吸血鬼として仮定すると、彼女は100年くらい生きている可能性が高い。

・そして吸血鬼にはよくある設定、「真祖」か「眷属」かと問われれば眷属といえる。
・理由は真祖ならば、はじめから「人間」を同列の存在と見ないから。
・砂子は人間の少女の視点を常に見せている。
・小説家に惹かれ、作者の室井清信に会いに行く行為がそれだ。

・そして、不死者であることに飽き始めているかのような行動心理は、人間の精神的寿命から逆算して大正か昭和初期時代の少女だといえる。
・優雅な振る舞いや言動、そして直に機嫌が悪くなると怒るところから、わがままに育てられていることが解る。
・生前は金持ちの令嬢だったのだろう。
・しかし、分析能力は長年生きた経験ゆえかするどく冷戦沈着である。
・だが精神年齢が生前と変わらないのは、体が少女のままだからだ。
・人は心と体は不可分であり、その体と顔から自分にあった心にあわせてしまう。
・幼い体は、否応でも無意識下で少女の精神にとどめてしまう。

・解りやすいたとえは、整形したら以前のネガティブな気持ちが無くなる症状と言ったところだろうか。
・整形した顔に合わせて、心に変化が起きたということだ。
●ブログ内 屍鬼 リンク
・屍鬼 第04話(第死話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。・屍鬼 第03話(第惨話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第02話(第腐堕話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。・屍鬼 第01話(第遺血話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。

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theme : 屍鬼(藤崎竜)
genre : アニメ・コミック