屍鬼 第09話(第柩話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点
●屍鬼 第09話(第柩話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・とりあえず、自力で犯人捜しや真実を求める人向けの変体紳士レビューです。(何が言いたいのか

・犯罪心理学や、情報分析から09話を紐解いていこう。
●今回の重要なキーワードをまとめ
・室井清信の新作小説「屍鬼」。

・尾崎敏夫と室井清信で吸血鬼を考察。

・尾崎敏夫の母と妻お互い不仲で登場。

・尾崎敏夫と室井清信が吸血鬼の特性を故・安森奈緒で視認。

・尾崎を襲わないと指揮者に命令されていた「辰巳」。

・辰巳たち、吸血鬼の指揮者が何故、尾崎敏夫を狙わないのか?。
・これは、犯人の目的が「村掌握」であると以前推論したとおりならば理由は簡単だ。
・また、村掌握の目的の推論の裏づけにもなる発言ともいえる。
・まず犯人は「首謀者」と「指揮者」に上層部が位置し組織していると考られる。
・そして「尾崎敏夫」を後回しにしろと指示したのは「指揮者」である。
・そしてそれは、ドラッカーのマネジメント「経営学」的に言うとマネージャーに位置する。
・「首謀者」は吸血鬼の最初の一人であることが明白で、首謀者は人間のマネージャーに企画立案の遂行を命令したということだ。
・「首謀者」ははぼ「桐敷沙子」であることは明白だが、その理由は後日語る。
・以前も人間の協力者がいると言ったが、村掌握の企画を遂行するに「吸血鬼」では不可能なことは以前説いた。
・吸血鬼の指揮者=人間の権力者という図式だということ。
・マネージャーの最初の仕事は「分析」である。それはまず力関係から行なわれる。
・まず、外場村には3つの権威が存在する。
・「兼正(消失:現在桐敷家)、尾崎家(病院)、室井家(寺)」。
・権威と権力を最もバランスよく持ち合わせているのが「尾崎家」だ。
・ちなみに、権威では室井家のほうが強い。

・理由は「村の倫理を一定付ける宗教信仰の聖職者」だからだ。
・権威とはローマ法王とかノーベル賞を取った人とかに我々が生じる畏怖や神聖視観であり、尊敬対象の影響力を指す。(権力とは別物です
・まず、「権威」を攻撃するのは無策も良いところである。
・ゆえに、尾崎家及び室井家への攻撃を後回しにするのは定石に乗っ取っている。
・「権威」とは「村の尊敬を受け村人に倫理(ルール)と安心と団結の焦点」をもたらす存在である。
・そんなところが、襲撃及び、死者でも出ようものなら村は混乱する。
・解りやすく言えば、今日皇居が何者かに爆破されたら、日本人の動揺と混乱と、そして敵に対する敵愾心はとてつもなく高まるだろう。
・「権威を先に潰す」とは、それに依る人々を怒りや敵意を強化させてしまう。

・自分達の生活の輪を壊す外敵を「定義」させてしまう。
・外堀から攻撃し、権威者を孤立化させるのが、戦争(武力紛争法規定内)や外場村の掌握でも定石である。
●辰巳の心理
・ワイルドな性格が顕になった桐敷家使用人の辰巳。

・村迫正雄の件でも、尾崎の件でもそのドSっぷりが彼の持ち味である。
・桐敷家の武闘派と、実行グループのリーダーとして優れた能力を発揮する。

・彼は吸血鬼という弱き種を守ろうとしている。
・実際、彼は日中でも吸血鬼の能力を有しその行動力も性格も完成されていて、一人で生きていける。
・そんな彼がなぜ、吸血鬼を護ろうとしているのか?。
・桐敷沙子の眷属で命令を遵守しなければいけないからか?。
・おそらく、違うだろう。
・吸血鬼になる前の彼は、コミニケーション能力に弱く社会的に地位や立場が低い人物だったと考えられる。
・辰巳が吸血鬼としても特殊で超人的身体能力を経た現在、それを仲間である吸血鬼たちに貢献しようとしている。
・それは、他者の痛みをよく理解し、生真面目で義理堅い優しい人物だからだ。
・しかし、彼の優しさは護るもののためなら”暴力””殺し”もいとわない。
・恩人のためなら彼は優しさで、恩人の障害となるものを平気で壊す。
・もし、吸血鬼になる前からこの非道で暴力的性格ならば、すでに吸血鬼達や沙子を捨てているといっていい。
・だから辰巳は優しい人物なのだ。

●ブログ内 屍鬼 リンク
・屍鬼 第09話(第柩話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第08話(第夜話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第07話(第弑魑話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第06話(第髏苦話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第05話(第偽話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第04話(第死話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第03話(第惨話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第02話(第腐堕話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第01話(第遺血話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
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・とりあえず、自力で犯人捜しや真実を求める人向けの変体紳士レビューです。(何が言いたいのか

・犯罪心理学や、情報分析から09話を紐解いていこう。
●今回の重要なキーワードをまとめ
・室井清信の新作小説「屍鬼」。

・尾崎敏夫と室井清信で吸血鬼を考察。

・尾崎敏夫の母と妻お互い不仲で登場。

・尾崎敏夫と室井清信が吸血鬼の特性を故・安森奈緒で視認。

・尾崎を襲わないと指揮者に命令されていた「辰巳」。

・辰巳たち、吸血鬼の指揮者が何故、尾崎敏夫を狙わないのか?。
・これは、犯人の目的が「村掌握」であると以前推論したとおりならば理由は簡単だ。
・また、村掌握の目的の推論の裏づけにもなる発言ともいえる。
・まず犯人は「首謀者」と「指揮者」に上層部が位置し組織していると考られる。
・そして「尾崎敏夫」を後回しにしろと指示したのは「指揮者」である。
・そしてそれは、ドラッカーのマネジメント「経営学」的に言うとマネージャーに位置する。
・「首謀者」は吸血鬼の最初の一人であることが明白で、首謀者は人間のマネージャーに企画立案の遂行を命令したということだ。
・「首謀者」ははぼ「桐敷沙子」であることは明白だが、その理由は後日語る。
・以前も人間の協力者がいると言ったが、村掌握の企画を遂行するに「吸血鬼」では不可能なことは以前説いた。
・吸血鬼の指揮者=人間の権力者という図式だということ。
・マネージャーの最初の仕事は「分析」である。それはまず力関係から行なわれる。
・まず、外場村には3つの権威が存在する。
・「兼正(消失:現在桐敷家)、尾崎家(病院)、室井家(寺)」。
・権威と権力を最もバランスよく持ち合わせているのが「尾崎家」だ。
・ちなみに、権威では室井家のほうが強い。

・理由は「村の倫理を一定付ける宗教信仰の聖職者」だからだ。
・権威とはローマ法王とかノーベル賞を取った人とかに我々が生じる畏怖や神聖視観であり、尊敬対象の影響力を指す。(権力とは別物です
・まず、「権威」を攻撃するのは無策も良いところである。
・ゆえに、尾崎家及び室井家への攻撃を後回しにするのは定石に乗っ取っている。
・「権威」とは「村の尊敬を受け村人に倫理(ルール)と安心と団結の焦点」をもたらす存在である。
・そんなところが、襲撃及び、死者でも出ようものなら村は混乱する。
・解りやすく言えば、今日皇居が何者かに爆破されたら、日本人の動揺と混乱と、そして敵に対する敵愾心はとてつもなく高まるだろう。
・「権威を先に潰す」とは、それに依る人々を怒りや敵意を強化させてしまう。

・自分達の生活の輪を壊す外敵を「定義」させてしまう。
・外堀から攻撃し、権威者を孤立化させるのが、戦争(武力紛争法規定内)や外場村の掌握でも定石である。
●辰巳の心理
・ワイルドな性格が顕になった桐敷家使用人の辰巳。

・村迫正雄の件でも、尾崎の件でもそのドSっぷりが彼の持ち味である。
・桐敷家の武闘派と、実行グループのリーダーとして優れた能力を発揮する。

・彼は吸血鬼という弱き種を守ろうとしている。
・実際、彼は日中でも吸血鬼の能力を有しその行動力も性格も完成されていて、一人で生きていける。
・そんな彼がなぜ、吸血鬼を護ろうとしているのか?。
・桐敷沙子の眷属で命令を遵守しなければいけないからか?。
・おそらく、違うだろう。
・吸血鬼になる前の彼は、コミニケーション能力に弱く社会的に地位や立場が低い人物だったと考えられる。
・辰巳が吸血鬼としても特殊で超人的身体能力を経た現在、それを仲間である吸血鬼たちに貢献しようとしている。
・それは、他者の痛みをよく理解し、生真面目で義理堅い優しい人物だからだ。
・しかし、彼の優しさは護るもののためなら”暴力””殺し”もいとわない。
・恩人のためなら彼は優しさで、恩人の障害となるものを平気で壊す。
・もし、吸血鬼になる前からこの非道で暴力的性格ならば、すでに吸血鬼達や沙子を捨てているといっていい。
・だから辰巳は優しい人物なのだ。

●ブログ内 屍鬼 リンク
・屍鬼 第09話(第柩話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第08話(第夜話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第07話(第弑魑話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第06話(第髏苦話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第05話(第偽話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第04話(第死話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第03話(第惨話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第02話(第腐堕話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
・屍鬼 第01話(第遺血話)名探偵になったつもりで屍鬼を見るぜ!視点。
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